横濱学院★一般社団法人横濱学園

絵を描く人にはおなじみですが、「アクリル絵の具」ってご存知ですか？
「水彩画で使う絵の具とは違うの？」と思ったあなた！
はい、違います。

水彩画で使う絵の具は、いわゆる（透明）水彩絵の具。
不透明の水彩絵の具もあったりはしますが、基本は淡い色合いを出したい時に向いている絵の具です。
特徴としては、ぼかしたり、にじませたりできること。

それに対して、アクリル絵の具は、早く乾いて重ね塗りが可能。また、紙以外の素材にも描くことができます。

その昔、油絵を描いていた頃、絵の具が乾くまで、何度も絵を休ませるのが嫌でした。
絵によっても変わってきますが、油絵の場合、１枚仕上げるのに一ヶ月以上かかることが多く、せっかちなわたしとしては、その日のうちに一気に描き上げたかったのです。

そんな時に現れたのがアクリル絵の具！ すぐに乾いて、絵の具が乾くのを待つ必要がないというのは、当時のわたしにとって衝撃的でした。しかも、油絵と同じようなタッチで描くことができます。 油絵のような臭いがないのも気に入りました。
それ以降、すっかりアクリル絵の具びいきになってしまったわたしです。^^


さて、今回の美術教室では、このアクリル絵の具を使いました。
イラストを描きたい時計キットの文字盤が木だったからです。

ひとつの時計には、青い空間におばけが浮かぶキュートなイラストが描かれました。
もうひとつは、木の素材をそのまま生かしたスタイル。
でも、実は裏面に透かし模様風の花の絵が描かれているんです。
見えないところに描かれた絵。粋じゃないですか？^^


子ども美術教室は、土曜の午前中か木曜の夜。
イラストを描いたり、デッサンしたり、時計を組み立てたり。
美術や工作が好きという皆さん、一緒にクリエイティブな時間を過ごしませんか？