東大2017前期試験(二次)はかなり易化?正答でなくても80%は貰える?理3の最低ラインは70%を上回る?

カテゴリー │塾長随想

東大2017前期試験(二次)受験の皆さんお疲れ様でした。

今年は理数も英国もかなり易化した手応えが多かった模様、

理3の最低ラインは70%を大幅に上回るのでは?などと言われています。

一次110+二次440で計550点中、過去数年は68-70%=374-385/550程度ですが、

413/550で75%ラインでは?などと言われています。

こういう年は、東大の採点側の方針次第になります。

東大二次試験は言ってみれば、

「お前の頭の中を見せてみろっ!」

というように大きな空白(解答欄)で迫ってくる問題です。

センター試験がマークセンスで1/0のデジタル世界、

正答するかしないか(勘が当たるか当たらないか)に対し、

正答するかどうかより、

どういう考え方をキミは出来るのか、

わかりやすくプレゼンしなさい、



という部分に大きく採点基準が傾斜する場合もありえます。

これは入試採点基準を決める会議次第とも言え、

例えば自分が採点基準会議の委員(というものがあるとして)だったら、


20点の理数問題ならば、

1.解答方針が明確である・・・秀12点、優10点、良6点、可4点、不可0点
2.解答方針に沿った途中式の展開が明確である・・・6点※適宜減点有り
3.正答を得ている・・・2点※適宜減点有り

という評価基準を設け、

で、正答したかどうかは10%しか評価しない

基礎的な問題での正答率の高さは80%前後で足切り可能性有りのセンター試験で担保されているのだから、

二次では正答を得たかどうかは、評価基準における優先順位を下げる、

というようにする気がします。

しかしこれは、採点基準を決める当事者のキャラ次第♡、みたいなところや、

採点担当する側の物理的条件


(人数や日程=2/25・26試験終了から〆切は3/10発表前ゆえ地獄の缶詰状態必至)、

に大きく左右されると思います。

自分が遠い過去、共通一次試験86%で文3に合格したときに、

自己採点した点数は

210-290/440点(英数国世界史日本史)でした。


弊社・理事・増渕達也は、偏差値58の地方公立高校球児から現役で文3合格しましたが、

「オレは400/440はかたい!おそらくトップ合格だっただろう」と述べていますが、

(誰も信じていません(^o^)丿)



要するに二次は自己採点できません


人事を尽くして天命を待て、


3/10発表に向け、

胴上げのイメトレ筋トレをしながら、


朗報お待ちしております(^^♪



これが東大生の30年後だっ!
これが東大生の30年後だっ!某文科三類10組同窓会より(弊社代表成竹は黄ズボン、増渕理事は青シャツ)


他ブログより転載(これも引用らしいです)。
http://examist.jp/mathematics/general/scoring-system/

採点の流れ

大問ごとに採点基準を協議し、決定する。
考えられる解答例を挙げておく。予想外の解答は採点官同士で協議する。
採点官が各自で採点し、採点に間違いがないか数人でダブルチェック、トリプルチェックをする。
部分点を稼ぎやすい答案の書き方

実験は問題用紙ではなく、解答用紙の隅で行いできるだけ残しておく。
途中でミスに気付いた場合、消しゴムで消すのではなく、斜線や×をして残しておく。
複数の解法で迷った場合、並列して書いておく。
数式だけでなく、出来る限り日本語で説明をしておく。
時間内に計算が終わりそうにない場合、答えまでの流れを日本語で記述しておく。
(1)が証明問題で、(2)がその結果を利用する問題の場合、(1)が出来ていなくても(1)の結果を用いて(2)を記述しておく。
高校範囲外の知識でも正しく使えているなら大きな減点はされない。



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